クリシェのコード進行を覚えよう!
エレキ – レベル152
エレキ – レベル152
クリシェとは、コードは変えずにルート音(トニックの音も含む)や、5度の音を半音程または全音程で動かすテクニックです。
※ルート音、トニック音、5度の音の意味は動画で詳しく説明しています。
このテクニックを使うことによって、コードは変えずとも単調にならず独特な雰囲気が作れます。
ちなみにロックやポップスなどでは半音程で動くものがほとんどです。
このレッスンでは「4つのクリシェ進行」を紹介します。この4つのパターン、たった4つ覚えるだけなので楽しんで練習して下さい。
クリシェには4つの黄金パターンがあります。
メジャーとマイナー、それぞれ2種類のクリシェです。
まずはこのコードネームを覚えましょう。丸暗記です。
※コードはわかりやすく「C」で表記してあります。
コードネームを見ただけで「あ、これクリシェだ!」とわかるようになるのが第一ゴールです。
詳細は動画で解説しているので、動画を見なが下のコード表を一緒に弾いてみましょう!
C – CM7 – C7 – C6
C – CM7 – C7 – C6
C – CM7 – C7 – C6
C – CM7 – C7 – C6
この4つのクリシェのコード進行は、何度も弾いてしっかり覚えましょう。
コード表を暗記したら、他のキーでもコードの押さえ方がわかるようになりましょう。Lv.15で学んだことを生かせば必ず出来ます。
次は「ベースライン・クリシェ」というものを紹介します。
クリシェのレッスンの総仕上げは、このベースライン・クリシェです。
ここまでに覚えた4つのクリシェは、コードのベース音(ルート音)は動かずに、トニックの音や5度の音が半音移動していました。
それに対してベースラインクリシェというのは、コードのベース音(ルート音)が半音移動することを指します。
上記で覚えた4つのクリシェをベースラインクリシェにしてみるとこんな感じになります。
C – CM7/B – C7/B♭ – C6/A
Cm – CmM7/B – Cm7/B♭ – Cm6/A
C/G – Caug/G# – C6/A – C7/B♭
Cm/G – Cm#5/G# – Cm6/A – Cm7/B♭
※ 赤い部分がクリシェの部分です。
各ベースライン・クリシェの横に(C – Em/B – B♭add#11 – Am)と( )で違うコード名を表記してありますが、これについても動画で説明しています。
また、ベースライン・クリシェ③と④は覚えるのは後回しでOKです。ここでは便宜上ベースライン・クリシェを作りましたが、これが登場することは滅多にないからです。
クリシェが使われている世界的な有名曲にビートルズの「ミッシェル」とレッドツェッペリンの「天国への階段」があります。
両曲ともイントロで、なおかつギターで弾かれているので、ギタリストにとっては最も親しみやすい見本なんじゃないかと思います。
タブ譜を用意したので是非コピーしてみて下さい。詳細は動画で詳しく説明しています。
次は日本の有名な曲でクリシェが使われている例を3つ挙げたいと思います。
特にドリカムの「LOVE LOVE LOVE」での使われ方は素敵♡過ぎると言っていいでしょう。
それでは動画とタブ譜を見ていきましょう!