いろんなジャンルのピッキング講座
この章ではカントリー風スタイルを紹介します。
カントリーは聴けば一発でそれとわかる独特の響きを持っています。開放弦を多用することが多いのでアコギとの相性もバッチリです。弾ける人もあまりいないのでご自身のギタースタイルやレパートリーに、カントリーテイストを入れてみてはいかがでしょうか!
ここでは「これぞカントリー!」という響きの有名曲とバンジョー風アプローチをEX-1〜6に分けて攻略していきます。またよくあるアコギのストロークを、カントリー風にしたものやちょっとしたフレーズも紹介します。
カントリー風コードストローク
G、C、Dを使ったどこにでもあるコードストロークですが、
こんな風に弾くとカントリーっぽくなっちゃうから不思議。詳細は動画で!
こんな風に弾くとカントリーっぽくなっちゃうから不思議。詳細は動画で!
G
C
D
開放弦たっぷりフレーズ
スライドとプリングがほとんどなので右手のピッキングは楽かと思います。
このフレーズはロックでもポップスでもブルースでもどんなジャンルでもフィットします。
弾くのもカンタンなので是非覚えておきましょう!
このフレーズはロックでもポップスでもブルースでもどんなジャンルでもフィットします。
弾くのもカンタンなので是非覚えておきましょう!
G
D
バンジョー風アプローチ
「バンジョーロール風アルペジオ」といえばこんな感じのフレーズですね。
このフレーズは左手より右手のピッキングがムズかしいです。
また、この手のフレーズは早く弾かないとイマイチしっくりこないので早く弾けるように練習しましょう。
目標テンポは150ぐらいです。
このフレーズは左手より右手のピッキングがムズかしいです。
また、この手のフレーズは早く弾かないとイマイチしっくりこないので早く弾けるように練習しましょう。
目標テンポは150ぐらいです。
EX-1
バンジョー風アプローチ part1
EX-2
バンジョー風アプローチ part2
ほとんどEX-1と同じですが3拍目にちょっとしたアクセントが入ります。
この箇所もまさにカントリーという感じがします。
この箇所もまさにカントリーという感じがします。
G
EX-3
バンジョー風アプローチ part3
これはもうギターソロフレーズと言い切れるようなフレーズです。
スライドとプリングが多いので右手は楽でしょう。おそらくこのEX-3が一番カンタンだと思います。
スライドとプリングが多いので右手は楽でしょう。おそらくこのEX-3が一番カンタンだと思います。
G
有名曲で挑戦!
Jerry R. Hubbard – Chet Atkins『Jerry’s Breakdown』
「これぞまさにカントリー!」と言える抜群な雰囲気を持つコッテコテのカントリー曲。
この明るいメロディーラインや雰囲気はカントリーにしかないものです。ギターのレパートリーにも最適なので是非挑戦してみましょう!
この明るいメロディーラインや雰囲気はカントリーにしかないものです。ギターのレパートリーにも最適なので是非挑戦してみましょう!
EX-4
Jerry’s Breakdown part1
この曲のメインとも言える箇所です。
スライドと開放弦をしっかり絡ませて&明るく元気に弾くことでカントリーな雰囲気を作れます。
スライドと開放弦をしっかり絡ませて&明るく元気に弾くことでカントリーな雰囲気を作れます。
E
EX-5
Jerry’s Breakdown part2
おそらく一番ムズかしい箇所だと思います。
できれば左手は全ての指を使って運指して下さい。2小節目はプリングばかりなのでかなりカンタンだと思います。
できれば左手は全ての指を使って運指して下さい。2小節目はプリングばかりなのでかなりカンタンだと思います。
E
EX-6
Jerry’s Breakdown part3
2拍目で2つの音を同時に弾くところは独特な音使いなので不慣れな人が多いと思います。
でもこれも慣れです。「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、ゆっくり、何度も弾いて指に馴染ませちゃいましょう!
でもこれも慣れです。「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、ゆっくり、何度も弾いて指に馴染ませちゃいましょう!
E