いろんなジャンルのピッキング講座
このレッスンで紹介した奏法は、普通にアコギやエレキを弾いていたらまずお目にかからない奏法かと思います。慣れないうちはとってもムズかしいと思いますが、どんなにムズかしい物でもゆっくりから始めて少しずつテンポを上げていくというやり方をすれば必ず弾けるようになります。焦らずゆっくり少しずつ練習していきましょう！
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この章ではフラメンコ風アプローチを紹介します。
フラメンコギターは独特の世界観や特殊な奏法が多く、本気でやりたい場合は先生についてキチンとレッスンを受けないと神髄は学べないジャンルです。
よってこのレッスンでやるものはあくまで「フラメンコ風」だと思って下さい。
ではなぜフラメンコ「風」な練習をわざわざやるのかというと…
弾けるとカッコいいからです。他に理由はありません（笑）
ここで紹介する奏法はフラメンコギターで最も基礎的と思われる3つのテクニックなのですが、この３つが弾けるだけで格段にギターが楽しくなります！自分のギタースタイルの幅を広げるという意味でもいいし、小ネタを増やすという目的でもいいでしょう！楽しんで練習していきましょう！
ラスゲアード奏法
EX-1
ラスゲアード奏法は右手の薬指で1回、中指で1回、人差し指で1回ストローク（ダウンストローク）をするのですが、
3回のストロークをそれぞれ超早く弾いて1回に聴かせるという奏法です。詳しくは動画で説明しています。
3回のストロークをそれぞれ超早く弾いて1回に聴かせるという奏法です。詳しくは動画で説明しています。
Em
アバニコ奏法
EX-2
アバニコ奏法 part1
アバニコ奏法は右手の親指と中指の２本を使って3連の高速ストロークをする奏法です。
詳しくは動画で説明しています。
詳しくは動画で説明しています。
E
EX-3
アバニコ奏法 part2
これはアバニコ奏法を使ってフラメンコっぽい進行を弾いた例です。小ネタとして持っているとおもしろいかと思います。
詳しくは動画で説明しています。
詳しくは動画で説明しています。
E
F
アバニコ奏法＋ブラッシング
EX-4
アバニコ奏法＋ブラッシング part1
これはアバニコ奏法にブラッシングを混ぜた奏法です。フラメンコっぽい要素を入れたいときに大活躍します。
葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」という曲（0:36〜）の伴奏でこのテクニックが使われています。カッコいいですよ！
葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」という曲（0:36〜）の伴奏でこのテクニックが使われています。カッコいいですよ！
EX-5
アバニコ奏法＋ブラッシング part2
有名曲で挑戦！
Al Di Meola ＆ Paco De Lucia 『Mediterranean Sundance』
1小節目の1拍目、3弦4Fと2弦1Fの押弦は小指と人差し指を使います。
少し指を開いて押さえなきゃいけないので大変ですが何度も練習していくうちに指が慣れてきます。3小節目は開放弦を効果的に使ったアプローチ。4弦4Fを押さえる際、薬指の腹が3弦開放に当たらないようにしっかり指を立てて押弦しましょう。そして3小節目の4拍目にEX-1で練習したラスゲアード奏法が登場します。しっかり薬指、中指、人差し指の3本それぞれで強いストラミングを出せるように練習しましょう！
少し指を開いて押さえなきゃいけないので大変ですが何度も練習していくうちに指が慣れてきます。3小節目は開放弦を効果的に使ったアプローチ。4弦4Fを押さえる際、薬指の腹が3弦開放に当たらないようにしっかり指を立てて押弦しましょう。そして3小節目の4拍目にEX-1で練習したラスゲアード奏法が登場します。しっかり薬指、中指、人差し指の3本それぞれで強いストラミングを出せるように練習しましょう！
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