ピックについて
ピックは「これでもか!」というほどいろんな形、色、厚さの物がありますが、形に関しては以下で紹介する3種類がほぼ全ての原型と言えるでしょう。また、ここで紹介している「おにぎり」「ティアドロップ」の画像の、JIM DUNLOP社のTORTEX(トーテックス)というピックは、普通のピックに比べてかなり減りにくく、長寿命ですのでオススメです。
見た目がおにぎりみたいだからそう呼ばれてるようです(笑)
アメリカではTriangleと呼ばれています。これも見たまんまですね。
●おにぎりピックのメリット
・大きいので握りやすくピックを落としにくい
・ストロークやカッティングに向いている
・3つの角が使えるのでとても経済的
●おにぎりピックのデメリット
・小回りが利きにくい
・早い単音フレーズなどが弾きにくい
予算 1枚100円~150円
その名の通り「涙のしずく」の形に似ているというのが由来のようです。
あと、ティアドロップをさらに1~2周りほど小さくした「ジャズピック」というものもあります。
●ティアドロップピックのメリット
・小回りが利きやすい
・早弾きフレーズ含め、単音弾きがしやすい
・先が鋭角的なのでエッジの効いた音が出る
●ティアドロップピックのデメリット
・小さいので握りにくく、ピックを落としやすい
・ストロークはまだしもカッティングには不向き
予算 1枚100円~150円
親指(Thumb)にはめて使用することからこの名前がついたようです。
主に、フィンガー・ピッキング・スタイルの人が使うピックです。
●サムピックのメリット
・親指で弾くよりも低音にアタック感が出せる
・フィンガー・ピッキング中でもストロークが可能
●サムピックのデメリット
・慣れるまではかなり使いにくい
・柔らかい音が出しにくい。
・スラップのようなバチン!という音が出せない
予算 1枚100円~150円
厚さの種類 | 厚さ | 特徴 |
---|---|---|
THIN / シン | 0.5mm 以下 | ギュニャっと曲がるぐらい薄くペラペラで、音もペラペラです。 |
SOFT / ソフト | 0.5mm 位 | やわらかいタッチで弾きたい場合はこれを使うといいでしょう。 |
MIDIUM / ミディアム | 0.7mm 位 | 一番無難なピックです。ビギナーの方はこれから始めてみると良いでしょう! |
HARD / ハード | 1mm 位 | 厚く、硬いことでアタック感が出しやすく輪郭のハッキリした音が出ます。 |
HEAVY / ヘビー | 1.5~2mm 位 | 基本的にはハードの延長線上ですが、ハードより少し音が丸い印象です。 |